2010年5月 3日

Nerbone [Firenze]

  

フィレンツェ中央市場。

フィレンツェを離れる日、同行の人がここのランプレドットのパニーノが食べたいというので、朝食代わりに行くことに。確か朝8時半ごろ。

中央市場
Nerbone Lampredotto Panino(Firenze)

市場は、観光としてもお勧め、特に肉屋のダイナミックさは一見の価値あり。
パスタやワイン屋には日本人店員と思しき人が結構いるけれど(苦笑)


ネルボーネ
Nerbone Lampredotto Panino(Firenze)

市場内にある臓物系料理のお店。なんといってもランプレドット(牛の第4胃)のパニーノが有名。
もちろんトリッパ(第2胃)のパニーノもあるし、パニーノにせず皿盛りのものなどたくさんのメニューがある。


ランプレドットのパニーノ €3
Nerbone Lampredotto Panino(Firenze)

注文すると、店のオヤジが、「ランプレドットをトマト、パセリ、セロリなどを塩コショウで煮込んだもの(らいしい)」を、にょろっと鍋から取り出して、ナイフで刻み、外側がカリッとしたパンにはさんで、そこに、チリソースとバジルのソースをさっとかけて包装紙でくるんで出来上がりという何ともシンプルな食べ物。


ランプレドットのパニーノ €3
Nerbone Lampredotto Panino(Firenze)

中はこんな感じ。

ハッキリ言おう、私がこの旅行で食べたモノのうち、
これが「一番おいしかった」と。

それほど素晴らしいもの。

ランプレドットはとろける感じで、そのスープがパンにしみこみ、パンもとろける。
そこにチリとバジルの風味がアクセントになって絶妙な味わいに。
このパンは外側がカリッとしているので、中のパンがとろけても形が崩れることはなく、
最後までおいしく食べられた。

これは凄い。もともとモツ系が好きだと言うのがあるけれど、それを差し引いても万人にお勧めできる。
こういうものをここまでおいしく昇華させるイタリア恐るべし。


レシート
Nerbone Lampredotto Panino(Firenze)

これがたったの€3だと言うのだからたまらない。


肉屋
Nerbone Lampredotto Panino(Firenze)

ダイナミックな臓物屋さん。


市場の周り
Nerbone Lampredotto Panino(Firenze)

市場の周りから、メディチ家礼拝堂、サンロレンツォ教会にかけてこういったテントのモノ売りがたくさんいる。その中に屋台で臓物系煮込みを売る店がちらほらあるので、こういう所のも試してみた。


ランプレドットの煮込み
Lampredotto (Firenze)

屋台で買ったもの、ネルボーネのそれと比べたら落ちるが、十分おいしい。


▼ネルボーネは中央市場内

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2010年5月 2日

Caffè GiLLi [Firenze]

  

共和国広場で夜中1時ごろまでやっているカフェ。

ちょっとお高いけれど、十分に行く価値がある。
昼間疲れた時に、夕飯後のデザートに談笑に。

レプッブリカ(共和国)広場
Caffè GiLLi (Firenze)

ベネチアに「カフェ・フロリアン」というカフェラテの元祖、というかカフェ自体の元祖があるが、初めてイタリアに来た時は、

「あんな店は観光用でバカ高いだけじゃん。バールで立飲みエスプレッソがイタリア!」

なんて貧乏根性丸出しだったのが、
とある「きっかけ」で、前回ベネチアに行ったときに「カフェ・フロリアン」に入って以来、
いろいろ角度から(笑)衝撃を受け

「イタリアの高級カフェ、いいじゃん!」

と思うようになった。

どーでもいい余談だけれど、実はベネチアの「カフェ・フロリアン」の支店がこのフィレンツェにもある。本家と違って、ものすごーく小さな店なので見つけれるのは至難の業。

そんな私がフィレンツェで「高級」カフェならここはお勧め!と言えるカフェ。

「カフェ・ジッリ」

カフェ・ジッリ
Caffè GiLLi (Firenze)

天気のいい日や夜は、アウトサイドに是非。
テキトーに座ってしまって大丈夫。


カフェ・ジッリ
Caffè GiLLi (Firenze)

ジッリ自体、こうしたいわゆる「スイーツ」の名店でもあるので、デザートやチョコお菓子のの類には定評があるし、種類もたくさん。


カフェ・ジッリ
Caffè GiLLi (Firenze)


ホットショコラータ €7
Caffè GiLLi (Firenze)

雨が降る深夜に寄った時に頼んだもの。寒かったので。

なんとグルメな同行者が今回の旅行すべての飲食で、ダントツナンバーワンに上げたもの。

ふつうホットショコラータ(ホットチョコレート)と言えば、ミルクで割っていたりするもんだが、ここのは・・・・
「チョコレートそのまんま溶かしただけ」
と思えるほど濃厚なモノ。

置いておくと膜が張るのだけれど、それを掬っておいしく食べられるぐらい濃い。
なんじゃこりゃー。

ジッリのチョコレートは結構高いのでこれだけの量を作るのにどんだけ使ったんだ、
正直ここまで「チョコリッチ」なものは、確かに私もいろんな都市で寒いとホットチョコレート飲んできたけれど全く初めて。

€7が安く思える。十分にエンタテインメント。


レシート
Caffè GiLLi (Firenze)

この時に担当したカメリエーレ、スーツをバシッと決めた壮年のオジサンが、非常にはきはき、テキパキして恰好よかった。こういう仕事もいいなと思ったひと時。

一番下の「BABA」というのは南イタリアのお菓子。スポンジケーキのラム酒+シロップ付けで、店内のディスプレー見て、あまりにうまそうだったのでオーダー。
写真がないのは御愛嬌ではなく、ローマでカメラ盗まれたから。(言うの何回目だ。)
ババ、日本でもふつうにありますな。


クリームカフェとセモリナタルト
Caffè GiLLi (Firenze)

次の日の昼に休憩に寄った時、同行者の頼んだもの。


レシート
Caffè GiLLi (Firenze)

上の2つが私が頼んだもので、「カフェシェケラート」というのが、コーヒーを「多分」氷り入れたカクテルシェイカーでシェイクして、マティーニグラスみたいなもので出してくる飲み物。
こういう、名前でよくわからないものを頼むのが、私の旅の楽しみ方の一つ。

それと、その下のコッパ・フィオレンティーナは、メニューのジェラート(アイスクリーム)のコーナーに地名であるとか、いわゆるニックネーム的なものが並んでいて、何だこれは?と思ったので注文。
コッパということで、カップに入ったアイスかと思っていたら出てきたのは、

「豪華パフェ」

でした。
そりゃ€11するわ。パフェの入れ物もコッパだわ、確かに。

ここはジェラートの国。とてもおいしかった。
ベネチアでもそうだったけれど、ジェラートのパフェはおすすめ。
ジェラートの立ち食いもいいけれど、こういう店で食べるのもいい。


イノシシ君
Caffè GiLLi (Firenze)

レプッブリカ広場から南に行ったところにある新市場のロッジアにいるイノシシ君。
花をなでるとご利益がある模様で、昼間は人が凄い。

映画ハンニバルの冒頭でレクター博士が手に付いた血をイノシシ君の吐く水で洗ってたなぁ・・
そして、何故かこれのレプリカが東京八重洲地下街にいる。


カフェ・ジッリ 歩き疲れたらお勧め。サービス料込明瞭会計。

カフェ・ジッリ 
Caffè GiLLi (Firenze)


▼場所。ちょっとずれてるけれど、まあこの位置に行って見渡せばわかるはず。

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2010年5月 2日

Tripperia Il Magazzino [Firenze]

  

トリッパ、ランプレドット、臓物天国のフィレンツェでは、市場のネルボーネやその周りの屋台も有名だけれど、なんと臓物系専門の「トリッペリア」なるオステリアがあると言うではないか!

というわけで、いかねばなるまい。

Tripperia Il Magazzino
Tripperia Il Magazzino(Firenze)


Tripperia Il Magazzino公式サイト

場所ヴェッキオ橋わたって少し歩いたあたり、一番下の地図を参考に。

なかなか人気があるのか、我々はディナーの開店直後に行ったのですぐ入れたが、食べ終わったころにはもう満席であった。

メニューは臓物系のオンパレード。そうでもないメニューも「一応」ある。


サラダ
Tripperia Il Magazzino(Firenze)

これは臓物系じゃないですが。トスカーナの生ハムのサラダ。


前菜盛り
Tripperia Il Magazzino(Firenze)

前菜盛りを頼んだので一瞬何故揚げ物だらけ?と思ったのだが、この日はこういう組み合わせだったらしい。
コッコリという揚げパン、臓物の揚げ物(細長いもの)、おそらく臓物のコロッケ(茶色のボール)。


ラビオリ
Tripperia Il Magazzino(Firenze)

メニューの写真が盗まれたため、何のラビオリだったか不明ですが、自家製のラビオリ。
中身はたぶんランプレドットとかそういう系だったはず。


牛タンの煮込み
Tripperia Il Magazzino(Firenze)

これは本当においしかった。牛のタンを実にシンプルな味付けで煮てある。トマトや濃い味付けでごまかすのではなく、タン自体のうまみが表現されていて、イタリア人やるな・・と思った一品。
写真は自分用に取り分けたもので、量的にはこの3-4倍。


デザート
Tripperia Il Magazzino(Firenze)

同行の人が頼んでいたデザート。いたって普通だそうで。


レシート
Tripperia Il Magazzino(Firenze)

ワインも飲んで、食後の飲み物も頼んでこの価格。

安いながらも、クオリティー高し。
日本にもイタリアンは数あれど、こういう方向性のところは少ないと思う。
是非日本に輸入してほしいと感じた。

今回は、あえてランプレドットの煮込みとか、トリッパを外していたが、次回行くことがあれば、そちらにチャレンジしたい。


▼場所

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2010年5月 2日

Trattoria Gabriello [Firenze]

  

ランチで利用。

この店もまた、こんな立地で、外さなかったのは素晴らしい。やはりフィレンツェは外す方が難しいのではと思う。シニョリーア広場から1ブロックという、観光立地。


Trattoria Gabriello
Trattoria Gabriello(Firenze)

入口に、プリモとセコンディのセットで€14のメニュー(定食)があり、これならいいじゃんということで店に入ったものの、カメリエーレはノーマルメニューだけ持ってきたのが少しマイナス。
外の€14のメニューは無いのかと聞いたら、すぐ持ってきたので、わざとじゃないと思いたいが。

12時の開店直後に入ったせいでガラガラ、しかし食べ終わって出る13時頃には、ほぼ満席になっていた。

€14のメニューはプリモ4種類、セコンディ3種類から選ぶ感じで、スタンダードなイタリア料理が並ぶ。まあランチだしいいかと思っていたが、まあどれも素晴らしい味。


キノコのクロスティーニ(温) €7
Trattoria Gabriello(Firenze)

メニュー(定食)だけでは何だったので、アンティパスとに何気なく頼んだもの。
ところがとっこい、これがめちゃくちゃウマイ。何種類かのキノコをチーズで蓋してオーブンで焼いたクロスティーニで、中のきのこがとろける感じで最高。
こんなものでも、侮れないなぁ。


ペンネ
Trattoria Gabriello(Firenze)

普通のひき肉とトマトソースのペンネなのだけれど、やはりそこはイタリア。きっちりアルデンテ。絶妙なゆで加減!


ラザニア
Trattoria Gabriello(Firenze)

同行の人が頼んだもの。
見た目からしておいしそうな出来たてラザニア。実際おいしかったらしい。


牛肉の煮込み
Trattoria Gabriello(Firenze)

セコンディは両人とも同じものを。
牛肉ごろごろ、野菜もごろごろ。なんという満足感。

ってプリモ(パスタ)とこれで€14ならこれは安い!


パンナコッタ
Trattoria Gabriello(Firenze)

あーひとつ言うとドルチェ、このパンナコッタは全くいただけなかった・・。
1年前にミラノのPapà Francescoで食べたものと比べたら雲泥の差。


Trattoria Gabriello
Trattoria Gabriello(Firenze)

いやぁ、フィレンツェ侮れない。ランチにおすすめ。


レシート
Trattoria Gabriello(Firenze)

€14のメニュー(定食)が効いていて安い!。
そして定食にはコペルトが込みだそうで、これまたお得感がある。


▼場所。めっちゃくちゃ観光地

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2010年5月 1日

Ristorante Il Caminetto [Firenze]

  

まさか観光地のど真ん中の店が(失礼)、こんなに素晴らしいとは・・・
ドォーモの横の路地を10メートルぐらい入った場所。

というよりも、フィレンツェは実はどの店に入ってもウマイのでは?と思わせた店。

リストランテというだけあってか、テーブルのセッティングや内装。カメリエーレの質に至るまで、それなりの店であったけれど、家族経営なのかオーナーらしきおっちゃんがフロアを仕切っていた。


Ristorante Il Caminetto
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

入口のメニューでプリモとセコンディは決めていたけれど、アンティパストを悩んでしまい、ここはひとつカメリエーレに、あんたの好きなのはどれよと、聞いて見た。悩んだ時は地元の人間に聞くのが一番。


パン
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

パンだけではなくて、クラストを薄く焼いたようなものが置いてあって、「おっちょっと違うな」と思わせる。単にグリッシーニ出ないところもいい。期待感を持たせる。


Arancini con ripieno di "Blu del Chianti" €9
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

揚げたライスボールにキャンティのチーズを詰めたもの。
これは、私が決めたのだけれど、カメリエーレにお褒めに与った一品。ついでにこれも「トスカーナの名物だ!」と言われた。
キャンティというぐらいだから、ワインで有名なトスカーナのキャンティ産のチーズなんでしょう。
ブルーチーズでなかなかいけましたよ。ワインにピッタリ。

イタリア食文化万歳。


Proposta di sapori tipici €10
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

トスカーナの燻製肉の盛り合わせと、チキンレバーペーストのクロスティーニ(クロスティーニトスカーニ)。
これはカメリエーレにお勧めされた一品。
4種類のトスカーナ産の燻製肉と、これまたトスカーナ名物のチキンレバーのクロスティーニの盛り合わせ。


Ribollita €8
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

言わずと知れた?トスカーナの名物。リッボリータ。
よく、パンのスープとか、パンのおかゆとか言われるもので、香味野菜やニンニクなどとパンを一緒に煮込んだモノ。付いてくるオリーブオイルをドッサリかけて食べるのが良いけれど、これだけで十分おなかいっぱいになってしまう。


Penne al lardo di Cplonnata ed erbette fini €9
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

コロンナータ村のラルドを使ったハーブのペンネ。
ラルドは当然ラードのこと。ただしただのラードではなくハーブや岩塩なんかと一緒に熟成したのがラルド。これをパンにはさんで食べたりする文化があるけれど、ペンネにこの組み合わせは初めて見たので、こりゃ頼まなければ!と思った一品。日本じゃそうそう食べられない気が。

ラードが程良く溶けて、たとえるなら上品な辛くないペペロンチーノ・・・たとえになってないか。
シンプルな味ですが滋味豊か。


Bocconcini di coniglio alla Vernaccia di San Gimignano e finocchietto selvatico €16
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノの一口大に切ったウサギとホワイトフェンネル、ワイルドフェンネル。

ウサギですウサギ。これをフェンネルと香味野菜とで煮込んだような料理。
ウサギは鶏肉の笹身や胸肉のような感じで、あっさりしている。うまいけれどちょっと飽きる(笑)
でもこういうのも日本ではなかなか食せないしいい経験、しかも2000円程度で。


Lombatina di vitello in crosta di patate e pomodori €18
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

ロンバティーナ。トスカーナ風子牛のステーキ。
それにトマトとポテトのスライスがドッサリ載っている一品。
ビステッカもうまいけれど、こちらも負けず劣らず素晴らしい肉の味。
柔らかく赤みがそれほど好きいではない同行者もさすがは骨の周りの肉!と喜んで食べていた。

さらに、この乗っているポテトのうまいこと。イモってこんなにおいしかったっけ?というぐらい。生とホクホクのちょうど中間ぐらいの火の通りで、歯ごたえが素晴らしかった。


ドルチェはどうよと聞かれたもののさすがに無理。
とりあえずエスプレッソと同行者が紅茶を頼む。

ついでに「グラッパ」ある?と聞いてみたら、「あるよ!まってな!」(的)と言われたので、待っていると一本の瓶を持ってきた。英語で説明してくれて「トスカーナのグラッパ、お勧めだよ」(的)なことを言うので、それをもらってチビチビ。至福の時。

まあ、こんなカメリエーレも素晴らしかったし、味も素晴らしかった、少々高め?とはいえ、出で来るものは、その値段を凌駕していたので、何も文句がない。

場所が分かりやすいので、ツアーで行った方にもお勧めできる店。


Ristorante Il Caminetto
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

レシート
Ristorante Il Caminetto(Firenze)

さすがリストランテ?というべきかサービス料10%が入っていた。まあそんなものでしょう。
問題なし。なんて思っていたらコペルトもパーネも無いわけで、良心的じゃないか。

水€2.5、ワイン€5.5、グラッパ€3.5


フィレンツェで食事に悩んだらどうぞ。


▼驚きの立地

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