2009-1-16にUS Airways1549便がハドソン川に不時着したニュースを見て、
約1年前の旅行中の出来事を思い出してしまいました。
それは、ちょうど2008年のNFLのスーパーボウル当日。
2008年2月3日のAA167 ニューヨークJFK発成田行での事です。
機材(777-222ER)のエンジン点検で約2時間近いのディレイの後、ニューヨークJFKを出発。
そして▼

結局、エンジン不調の為、JFKに引き返すというトラブルに巻き込まれました。
上昇が終了する頃、機長からアナウンスで、
「当機はエンジン関係の問題の為、JFK国際空港に引き返します、尚右翼から燃料を投棄しますが、問題はありませんので云々・・・」
機内はいたって平穏、騒ぐことも無くかったです、「oh・・」ぐらいの声は出ていましたが。
しばらくして、ルーとマップの目的地表示が、TokyoからNewYorkに(笑)。。。
こんな、ルートマップはもう二度と見られないと思って居たりします・・・・・・
大量に燃料を積んだ状態では最大着陸重量をオーバーしてしまう為、ボストン上空で燃料投棄が行われました。(FUEL JETTISON)
もったいないけれど、仕方ないことです。(上空で揮発してしまいます。)
▼燃料投棄の様子。右翼からのみ投棄。

で、さっき離陸した、JFKに着陸。
ゲートで乗客一組づつ、対応。相当紛糾している乗客も多数。
ビジネスとファーストの乗客はアドミラルズクラブにて対応とのこと。
私はエコノミーだったのでゲート対応です。
日本から乗り継ぐ人や、日本で宿泊などを押さえいたり、予定のある人にとってみれば、
しゃれにならないでしょう。。。ですが、こういうときは落ち着くしかないと思います。
対応の列に並んでいるときに、「明らかに無茶苦茶な要求」(※)を付けつけ激怒する乗客へAAの係員が、
「飛行機に乗るということはギャンブルだ、こういうこともあるんだ」
と怒鳴り返していたあたり、アメリカ的。
たしかにそう。
よく言った。こういう状況で毅然とした態度で対応中々出来ないと思います。。
旅行では、全てが絶対に完璧にうまいくと思わないほうが、楽ですよ。
(※)やれ顧問弁護士通して訴えるだ、マンハッタンまで送れ、マンハッタンの高級ホテルをAAの責任で取れなどなど。。「言い方」が聞いていて気分のいいものではなかったです。
航空会社としては予定された目的地に着くまでの手配は保障はしますし、今回のような機材関係のトラブルでは、翌日便になる場合、宿泊と幾ばくかのミールバウチャーを出す、そのくらいがアメリカの航空会社の場合、普通でしょう。
天候によるキャンセルの場合は、宿泊までは面倒見てくれないですからね。
殆どの乗客は、バウチャーもらってAA負担でJFK近辺のホテルへ。
宿泊バウチャーとミールバウチャーもらえる事以外はほぼ何も面倒見てくれません。
通信費等はくれません。送ってくれたりもしません。
自分は宿泊と食事代、次の日の振り替えで十分なので。
私のときに担当してくれた人は英語しか話せない人でしたが、ひとしきり対応が終わったあと、
隣の日本語を話せる係員さん(さっきクレーマーに怒鳴っていた人)が声をかけてきて、
「本当にゴメンね、今日はこれから(ニューヨークの出ている)スーパーボウルの試合があるから見て行って、おもしろいから。ゴメンね。バウチャーはセキュリティー内のフードコートで使ったほうが得だよ(ホテルのレストランは高いので)」等々。
端々に謝罪の言葉を入れて声をかけてくれました。
ちなみに、この方には、2週間前ニューヨークJFK空港で再会しました。
ホテルはエコノミークラスの乗客の場合大半はJFKのラマダ。私もそこでした。
エアトレインで「フェデラルサークル」まで出てホテルのバスに乗ります。
ビジネスや、ファーストの乗客はヒルトンガーデンインなどになるようです。
一部の人は当日、ダラスへ飛んでそこから翌日東京というパターンもあったようです。
▼ミールバウチャー

ディナー10ドル、ブレックファスト5ドル、ランチ10ドル。出してくれました。
お釣りは出ません。
これを使って、JFK第8ターミナル内のフードコートで中華料理を買い、ホテルへ向かいました。
▼ミールバウチャー拡大

ディレイ、メカニカルトラブルキャンセルで発行されたランチバウチャー。
これは10ドル分です。
▼スーパーボウルはニューヨークが勝ちました。

職場にはホテルからネット経由で連絡を入れました。
すでに午後6時近く。今からマンハッタンに出る気力も無いので。
言われたとおりスーパーボウルを見てから休みました。
▼次の日のアドミラルズクラブにて。外は雪が舞っていました。

150回近くAAに乗っていますが、飛んでから引き返したのは、これが始めて。
離陸開始してから中断したことは一度ありますが・・・。